【子供の輝き】年齢なんて関係ない!!
ダイズダイアリーからこんにちは。
ダイスケです。
今日は、野口英世さんの誕生日です。多くの人は1000円札のイメージだと思いますが、細菌学者として、ロックフェラー医学研究所に勤務していた超絶凄い人です。
それはそうと、前回のブログでは"大人と子供の違い"や理想の大人像についてお話しました。"大人になるとできること"についてフォーカスしたので、大人の方が子供より良い、そんな論調になってしまいました。反省。
今回のブログでは、そのような内容に対する相補的なお話を致します。
子供の強み
前回の記事では、大人と子供の違いとして
- 経験と知識
という項目を上げました。経験に関しては、時間に伴って増加する性質をもつため、"大人と子供の間での逆転"は起こりません。しかし、知識に関しては、一考の価値が有ります。というのも、知識量に関しては時間の他にも、
- 知識の吸収効率
- 知識の流入量
が関係してくるからです。理系的に私の考えを定式化してみると、次のようになります。読むのめんどくさい方は、無視してもらって構いません!!
知識量(知識の蓄積量)は、蓄積効率、情報流入の速度、そしてその分野を学習した時間の積で表されます。なお蓄積効率は、入れた情報と実際に蓄積された情報の比で表されます。
例えば、この式を用いて
- 学習時間をいくら伸ばしても(tが大きい)、蓄積効率が悪ければ(e(l)が小さい)頭に入らない
- 少しの学習時間(tが小さい)でも蓄積効率が高ければ(e(l)が大きい)効果的な学習となる
- いくら効率良い勉強できる人でも、費やす時間や情報流入が無ければ(t=0, S(i)=0)、何も達成できない
など色々なことを説明できますね。
ここで、先の議論に戻ります。子供には、大人には無いものを持っています。それは、
- やわらかい頭
- 自由な時間
です。これはもう子供の専売特許ですね。大人になると、思考のほとんどは昨日の自分と同じで、日々の変化はごくわずかです。また、大人になると自由なことをする能力は手に入りますが、自由な時間というのは手に入りにくいです。
今までの議論を、スポンジで例えてみます。
子供の頭の中には、大人に比べて情報があまり蓄積されていません。つまり、吸水していないスポンジのようなものです。よって、まず次の事が言えます。
- 子供の頭は吸水していないスポンジ
- 大人の頭は吸水しきったスポンジ
つまり、子供のスポンジ(頭)は水(知識)を非常に吸いやすい状態にあるため、前述の、知識の蓄積効率が極めて高いのです。また、自由時間の量も大人と比べて段違いに多いです。そうです。
子供と大人の間で、知識の逆転は簡単に起こり得ます。
アイデアで世界を変えられる昨今、子供の秘めるパワーは絶大です。
以下、子供について心の底からべた褒めします。
子供の頭は、水を蓄えていない、空っぽの状態といえます。
固定概念にとらわれることなく、独創的なアイデアを出すことが得意です。
大人の考えなかったような、突拍子もないことを言ったりして楽しませてくれます。
現実に捉われないので、凄まじい行動力を発揮します。
一方で、注意点もあります。
水が空っぽの状態とは、裏を返せば"感化されやすく"、"非常にデリケート"です。"教育とは洗脳である"とどっかで聞いたことが有りますが、、
子供時代の教育は、人生を左右します。
スポンジの奥の方に水が浸透しているので、スポンジ表面の水が替わるくらいでは、人間的に変化するのが難しいです。子供の無限の可能性は、良い方向にも悪い方向にも矢じりを伸ばしています。
転じて、大人になってからの学習というのは、スポンジ表面の水替え程度でしかないということです。よほど衝撃的な体験をしない限りは、水はそこに留まるばかりです。
そういった意味で、"小中学校での教育"はより充実させるべきだと私は考えます。
話しが逸れましたが、子供には圧倒的な知識の吸収力・行動力・自由な時間が存在します。これさえあれば、年齢なんかに捉われず、社会で活躍していけると私は考えます。
おわりに
今回の記事では、子供の凄いところについて綴りました。
昔の日本こそは、年功序列制を採用しており、上下関係の厳しい時代でした。しかし、現代において、何かを成し遂げるときに、年齢はもはや大きな障壁ではありません。YouTuberや学生起業家など、大人のパフォーマンスを凌駕した社会変革を起こしている人は沢山出てきています。12歳で社長となった"ケミストリー・クエスト"の考案者、米山維斗さんが良い例です。
子供に負けないよう、(スポンジを絞るように)頭を絞っていきましょう!!
このHatenaBlogというプラットフォームにはお子さんをお持ちの方も多いようなので、
- 好奇心という子供に与えられた力を、最大引き出す
- 安全の確保を除いて、無駄な干渉はしない
という事を、子供と一緒にやってほしいなと思っています。というのも、私の周囲には親の過干渉が原因で委縮してしまっている人が沢山いるからです。前回の記事でも書きましたが、本来教育というのは"引き出してあげる"という行為。
"答えを教えるのではなくて一緒に考える"
姿勢こそが、よりインタラクティブな、双方向的な教育に求められると思います。子供と違うのは、、
- 生きた年数
- 経験値
- 体の大きさ
位でしょう? 子供を一人の個人として扱うことが大切であると感じます。それが、今後の社会に通じる真の教育であり、精神的な独立を手助けすると私は考えています。その積み重ねが、日本の糧になると思います。
何だか教育論になってしまいましたね。まあいいか(笑)。
最後に、子供を見くびってはいけません。子供を信じてください。
年齢なんて、関係ない!!!
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。一週間お疲れ様です。
もし金曜の解放感に浸っていて、金曜ロードショーを見る方は、読者登録よろしくお願いします!!(笑)
あと前回の記事も今回に通じる内容なので、興味がある方は是非!!
今回のテーマに関して、皆様の意見も是非、お聞かせください!
それでは、まったね~!! Carpe diem